オーラルセックスが原因で男女が性病になるケースとは

性病の中には、オーラルセックスが原因で感染してしまう(感染させてしまう)種類のものもあります。例えば、性器ヘルペスです。そもそもこの病気は、人の性器がヘルペスウィルスに感染することにより発症するものです。ですが、このヘルペスウィルスには2種類あり、1型と2型に区別されます。1型は通常、口唇ヘルペス、すなわち唇の周りに生じる小さな水泡(水ぶくれ)の原因になるウィルスです。こちらは性病とは違うウィルスです。一方、性器ヘルペスの原因となるのは、通常、2型のヘルペスウィルスです。こちらは性病のウィルスです。男女の一方がこの2型のウィルスに感染している場合、その人との性行為(性器どうしの、直接的な性行為)により、相手にもこれを感染させてしまう恐れがあります。
しかしながら、これとは異なる形で感染する危険性があるのが、オーラルセックスという行為です。もし、1型の(つまり性病ではない)ウィルスにより口唇ヘルペスになっている人が、相手の性器にその唇で触れるならば、相手の人は1型の(つまり本来は性病の原因とはならない)ウィルスによるヘルペスが性器に発症する恐れがあります。また、その逆もあり得ます。つまり、2型の(つまり性病の)ヘルペスが発症している人の性器に相手の唇が触れることで、パートナーが2型由来の(つまり、性病ウィルスによる)口唇ヘルペスにかかってしまう危険も生じます。
なお、これと同じ原理で、1型の口唇ヘルペス(通常の口唇ヘルペス)にかかった人が、自分の唇に触れたその手で自分の性器を触ることにより、性器に1型のヘルペスが発症する危険もあるので注意が必要です。
もし、こうした形で性病に感染してしまったら、早めに適切な治療を受けることが肝心です。男性の場合は泌尿器科を、女性の場合は婦人科や産婦人科を受診すると良いでしょう。

性病になってしまう原因は多様にあります。コンドームを使用しない性行為はもってのほかですが、いわゆるオーラルセックスのみでも粘膜の接触で何かしらの性病に感染する可能性があります。正しい予防法で性病を確実に防ぎましょう。

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